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タモツの日記
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#116 家で作る最高の焼きとり

料理はいい。創作しても食べれば消えてなくなるからだ。保管に困ることも無い。傑作を保管したくなることもあるが、処分の最中の『おいしい』は最高の供養になる。

僕は写真が好きだ。写真のために料理をすることもある。被写体を作るというわけだ。だがやはり、そんな理由で取り組む料理は、失敗することも多い。動機が”よこしま”なのだろう。純粋に美味しいものを作りに行ったときの方が、写真もよくなる。結局、そういうものなのだ。

完成品よりも、調理中の方がいい写真になることが多い。素材がダイレクトに被写体になるからだろう。僕の料理の腕が未熟なのだ。鍋の写真もそう。完成系は映えない。どう頑張っても最高とは思えない。それよりも、鍋にてんこ盛りされた生の白菜は映える。ついつい撮りたくなる。寄って撮るから鍋も見えない。料理の写真というより、白菜の写真になってしまうのだ。

そこへいくと、ゴツゴツ感のある料理はいい。僕の求める写真と相性がいいからだ。例えば『鶏の唐揚げ』。僕の唐揚げは薄力粉たっぷり。故に、中はジューシーだが、外はからっと揚がる。ゴツゴツとした岩のようだ。そこにフォーカスすれば僕好みの写真となる。

パスタの写真もいいが、あれは『美味しそう』が勝っていると思う。お気に入りの一枚の中に、カルボナーラの写真があるが、あれはどちらかというと、そっちの感想が強い。写真としての評価が分からなくなった1枚でもあるわけだ。

料理写真の撮り方だが、あまり枠にははめていない。家の中で撮ることがほとんどなので、フラッシュを使っている。とはいえ1灯で勝負だ。天井か壁にバウンスさせて撮っている。むろん、夕方で西日が入るときは自然光に頼る。そちらの方が僕好みの写真となるからだ。

やはり難しい料理写真。これに関しては目指すべきゴールが少し違う。『僕の思う最高の1枚』を目指しつつ、美味しくなければならない。写真が良くても「実はあまり美味しくなかった」とは言いたくない。すくなからず写真の評価にも影響するとも思えるからだ。

先日に撮った『焼きとり』は良かった。写真はお気に入りの1枚になりながら、かなりおいしく頂けた。家で作る焼き鳥は、グリルで焼くといい。鶏モモ肉を適当な大きさにカット。竹串を使うと焦げてしまうので鉄串を使う。塩は多めにかけて、あとは両面グリルで15分くらいだ。

あきらかにフライパンで焼くそれとは違う。お店で食べるものに近い。タレもいいが塩もいい。鶏は安く手に入るので、コスパも最高クラスだ。

やはり料理はおもしろい。経歴は10年を超えたが、未だに新しい発見がある。これからも続けたい。写真も撮れるからだ。まだまだ勉強の余地もある。なにより毎日向き合える。こんなに楽しい娯楽は他にないと思っている。

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