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タモツの日記
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#178 否定してみた

どうもタモツです。

あいかわらずnoteを楽しませてもらっている。けれども最近はすこし離れてしまった。仕事が忙しいからだ。代わりに最近は公式ブログを転載させてもらっている。

だが、あまり読まれていない。それがすこしだけ嬉しい。仕事で書いたものより、遊びで書いたものの方が読まれているからだ。もちろん悲しい部分もある。やはり本気で書いたものは読まれてもらいたい。

転載のメリットはあった。久しぶりに読み返せた。試行錯誤が伝わってくる。いわば『タモツの日記』の前身だ。文体は違えども、共通な部分は多い。

短い文節、変化のある語尾、意識したリズム。『タモツ構文』と言ってもいいだろう。

そして、僕の感じる「書くことの楽しさ」も理解できた気がする。伝えることではなく、伝わることでもなかった。

誤解を恐れずに言えば、内容はどうでもいい。僕が楽しいと感じていたのは表現の試行錯誤。どうすれば伝わるのか。それを詰めることに楽しさを感じていたようだ。

振り返ってみれば、『タモツの日記』の中でも、そんな記事は多い。『カレーが強すぎた』もそうだ。内容は薄い。仕事場にカレー弁当を持って行ったら、匂いがきつかったというだけだ。

それが伝えたいメッセージなわけがない。それでも記事は気に入っている。表現的によかった。数字も他の記事よりも相対的に伸びた。すくなからず世間も同じ評価だったのかもしれない。

とはいえ、内容もいいと数字はもっとまわる。『初月480フォロワーの僕が大切にしてる「あまり上級者が語らないnote攻略法」』の記事がそう。これはゲーム的に数字を取に行った記事だ。

おそらく、記事の内容に共感してくれる人は多いだろう。そう思って書いた。数字も相対的に多くまわった。いい検証にもなったのである。

この記事の終盤で、僕は次のようなことをつぶやいている。

動画に負けるな
テキストの可能性を信じろ
リアリティを越えてゆけ

これにはちゃんとした意味がある。読者を煽るために書いたものではない。というのも、文章の試行錯誤を経て気付いたことがある。文章の可能性だ。それを短く3行で表現すると、引用文のようになる。

インターネットが普及して様々なものが変わった。

文章もそうだろう。起承転結は使わず、結果から書いた方がいい。画像を入れて緩急をつける。空白を入れて文字の密度を薄くする。情報が溢れている現代に合わせた伝える方法だった。

だが、結果を見れば惨敗だ。動画や音声には勝てなかったのである。

敗因を紐解けば、勝負を挑んだからであろう。情報を効率よく伝える。その戦いの土俵に上がってしまった。文章は読むことが必要。こちらから積極的に入っていくことが求められる。そこへいくと、動画や音声は向こうから入ってきてくれる。

飲食店に例えるなら、無料で待ち時間なしのUberEATSに、イートスペースの無い店舗で戦うようなものだ。いくら効率をよくしても負けは見えている。結局は店舗へ行く必要があるからだ。

にも拘らず効率を武器にしてしまう。ファストフードを並べ、レジを無人化し、商品は直ぐに出てくる。店舗販売の効率をMAXにしても、勝てない相手には、やはり勝てないのである。

それでは何を武器にすればいいのだろう。僕は情報伝達の効率だと思っている。「おまえは何を言ってるんだ?」との声が聞こえそうだが、そう思うので仕方ない。

効率の勝負に乗ったから負けたのだが、よくよく考えてみれば動画や音声よりも、文章の方が情報伝達の効率は圧倒的にいい。情報の密度から言えば、文章の方が優れているからだ。

問題なのは、情報の摂取スピードに個人差があることだろう。故にそこをカバーする文章であれば動画や音声に負けない気がする。

いい事例がある。アメーバブログだ。やたらと改行が多い文章。空白が多いからなのか、ひとつひとつの文節は瞬時に頭に入ってくる。勝手に『アメーバ構文』と名前を付けた。

僕は読みづらいが、多く見かけるということは、それなりの効果があるのだろう。

そう、『タモツ構文』は『アメーバ構文』の改良系なのだ。すべては読むスピードを上げるための仕掛け。そう思って改良した。

とはいえ、効果が出ているのか分からない。だが、すくなくとも僕は気に入っている。だらだらと過去記事を読むことが多いが、それは割と幸せな時間だったりするのだ。

ここで気付いたことがある。僕の文章は、僕の写真と似ている。

具体的な方法で本質的なところを表現する。文章は、短い文節、変化のある語尾、意識したリズム。写真では、バランスの取れた構図、徹底的に排除する無駄、深堀する訴求ポイント。

文章ではスピード、写真では濃度。求めるものは違えど、目指すべきクオリティは似ているのかもしれない。

そうならば、やってみたいことがある。完全なフィクションで書きなぐってみたいのだ。

主人公には大いに悩んでもらう。伏線の回収話は難しいからしない。主人公の成長も然りだ。とにかく窮地に追い込んで、深く考察した後に、迷いや葛藤と戦ってもらう。

こればっかりは僕の体験記では書けない。リアルを超えないとリアリティは書けないのだ。そういうものを書いてみたいのである。

もちろん、表現方法には『タモツ構文』を使わしてもらう。とにかく読み手のスピードを上げていく。動画コンテンツでは無理な領域を目指すのだ。

ペルソナは小学6年男子にしたいところだが、そんな器用なテクニックは持ち合わせていない。タモツの日記と同様に、僕自身に向けた物語にしておこう。

主人公は僕ではない。けれども想像がつきやすいキャラにしたい。ゼロから設定したのでは演じにくいからだ。故に童話から拝借させてもらうことにする。それの方が読者にとっても読みやすくなるだろう。

連載はしない。1話完結を目指す。途中で挫折したら没にするつもりだ。そしたらまた新たに書けばいい。とにかく書きたいから書くのだ。

そんな物語だが、完成したら読んでみてほしい。そう言っておかないと伝える努力が疎かになってしまう。クオリティは過去一を目指したい。『仕事は適当、遊びは本気』。自分で書いて、自分で読み返す。そんなことを続けていきたいのである。

追伸:途中で挫折した。

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