栽培ハウスの除雪は大変で、その分だけ雑に行っていた自宅の除雪。 それもどうにかしたいので、今季からはそれも仕事の一部としてスケジュール管理を行いました。 おかげさまで、自宅の除雪も無理なく行えて、気持ちの良い毎日を送らせてもらってます。
除雪に必要なのは時間と道具。道具をそろえることは簡単なのですが、疎かにしがちなのは時間の方。 僕は去年までは時間の確保を疎かにしていたので、結果的に雑な除雪となっていました。
本当は降り終わった直後、もしくは朝方に行うことが最善だとは思うのですが、そこは妥協しています。 通行に支障が出るほどの積雪の場合は違いますが、すこしの雪なら農作業を優先させて、その隙間時間で自宅の除雪を。 除雪の方法も、効率よく手短に終われるように手順を煮詰めました。
ラッセルで雪を集めて、ダンプで雪捨て場へ。 型が決まれば考えることも無く、淡々と作業を進められます。 大切なことは無理に頑張らないこと。急げば早く終わらせることもできるのですが、疲れてしまうと次回が億劫になってしまうので。 すこしダラっと行うくらいが調度いい。長い冬を乗り切るにはそれくらいの心持が良いと思ってます。
道具はラッセルとダンプ。あと軽いスコップもあるといい。 自宅は屋根からの落雪と水滴で玄関前が凍るので、つるはしも用意しています。 それと、仕上げ用にナイロン製のほうきも。 地面のアスファルトが見えるまで除雪をできればいいのですが無理なので、玄関前は仕上げにナイロンほうきでを掃いて終わりにしています。 ナイロンほうきで雪を掃くと細い線が残るのですが、それが枯山水のようでとてもきれい。 次の除雪へのやる気も湧いてきます。
除雪は田舎の嗜み。 やってみれば案外楽しいもので。 そう思えるのは、時間と道具を用意できたから。 それと地域の積雪事情が良い塩梅。 少なすぎず、多すぎず。 短期転勤族時代に住んでいた関東やいくつかの豪雪地帯と比べると。
こんなところでも、十勝の良いところを見つけてしまいました。