サホロ椎茸

20201015

酪農と原木しいたけ

きのこの栽培は難しく。

一番に難しいのは微生物なところ。
植物でもなければ動物でもないところ。
理解するのは難しいので、伝えることはもっと難しく。

ついつい『植物』に当てはめようと考えてしまいます。

菌駒は『種』で、原木は『畑』。 そしてきのこが『農作物』。 種を畑に植えて水をやり、出てきた芽は大きく成長してきのこになる。

そんな『植物』的な考え方だと栽培は上手くいかず。
伝えるにしても嘘になってしまうかなと。

そんなことで困っていたけど、最近になっていい伝え方を見つけました。

原木しいたけ栽培は、酪農と似てるんです。

酪農家さんが育てているのは牛で、その牛が牛乳を生み出すように、 ぼくらが育てているのは榾木(原木)で、その榾木がきのこを生み出します。

こう説明すると納得してくれる方が多くて、最近は多用。

さしずめ、榾木の腐朽のために森の中で1年半も安置させるのも、幼い牛を草原で放牧させるのと一緒なんですね。

牛の多い十勝だけに良い例えを見つけられたなと。
そう自画自賛してしまう今日この頃です。

2020.10.15

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