サホロ椎茸

20200917

直売所の運営ってどうなの?

直売所をOPENさせてから半年が経ちました。

試験的な営業からはじめた直売所も、新聞に載せて頂いた週には大勢の方が訪れてくださいました。 良いスタートが切れたと、そう思っていたら、新型コロナの感染拡大防止策のために緊急事態宣言発令。

対応には悩みましたが、うちの直売場も営業休止にしました。

とは言っても、2か月後には緊急事態宣言解除を受けて再オープン。 新聞広告にも再び載せてもらい、再出発も無事に迎えることができました。

先月はテレビにも取材していただき、想定よりも上な状況に少し怖いくらいです。

そして一番の不安要素であった『お客さんとのコミュニケーション』ですが、 いまのところは無事に乗り越えられていると思ってます。 先日は少しの『筆談』も体験させていただきましたし。 本当にありがとうございます。

生産方法のこと、調理方法のこと、僕のこと。たわいのない世間のこと。 そんな話をお客さんと。 これが『生産者と消費者のコミュニケーション』かと、ひとり頷いてしまいます。

もちろん、会話のないお客さんもいらっしゃるのですが、 そのお客さんともコミュニケーションをとっている感覚を覚えます。

お代を頂く。商品を受け取る。感謝を伝える。軽い会釈で返答する。 そんなやりとりは、むしろ『生産者と消費者のコミュニケーション』の核心な気がしました。

お金が発明される前の人類は、物々交換で多様な物を調達していたと思うのですが、 そこで大切だったのは信頼関係で『生産者と消費者のコミュニケーション』は必須だったと。

生死に強く関わる食材の交換では尚更。

そう考えれば、『生産者と消費者のコミュニケーション』を現代人が欲するのは、 太古において重要だった食の信頼関係を構築する行為の『名残』なのかと思うわけです。

『乾杯』の文化が廃れないことや、『同じ釜の飯を食う』という言葉があることも、同じ理由なのかなと。

つまるところ、お客さんが生産者に深層で期待しているのは『コミュニケーション』の先にある『信用』と『信頼』なんだろうなと。

とすれば、『信用』はともかく、お客さんの『信頼』を得るために、僕の人となりが分かるものを出していこうかなと。 文章を出すのは恥ずかしいけれども、そこはお客さんを信頼して。

そんなことを思う今日この頃です。

2020.09.17

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